ガラポンの仕組みと作り方!木製のガラポンを自作しよう!シーズン1

2019年2月9日

デパートの福引で見かけるガラポンが欲しい!
会社の忘年会であのガラポンを使いたくて調べたんですが、購入しようとするとけっこう高い。
プラスチック製のおもちゃなら数千円だけど、木製のモノや大型のモノは1万円を越えてくる。
レンタルという手もあるけど、受け取りなどの手続きが面倒だし、大型のものはやはり高い・・・

いろいろ考えた結果、自分でも作れるんじゃないか?という考えに至りました。
このシリーズはガラポンを作りたい!という思いからスタートした僕のDIY記録。
夏休みの工作で作りたい!という人や同じように安くガラポンを手に入れたい人の参考になればと。
こちらがシーズン1の完成品。全面を黒板塗料で仕上げたのでどこでもチョークで絵が描けるようになってます。
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ガラポンってなんだ??

正式には新井式回転抽選器と言います。
一般的には木材で作られた箱に取っ手、支柱、土台が付いていて、手で回せるようになってます。
箱には穴が開いていて、箱を1回転させるごとに球が1個出てくる仕組みになっています。
使用用途はデパートやイベントでの福引きなど。当たりの球が出るとベルを鳴らすのが通例。
呼び方は福引器、抽選器、ガラガラと音が鳴ることからガラガラ、ポンと球が出てくるのでガラポン、などがあります。
当ブログでは「ガラポン」と呼びます。

ガラポンの仕組みはどうなってる?

ガラポンは本体1回転につき球が1個でるのがポイント。
この機能はどうやって作っているんでしょうか?

ネットで調べる限り、決まった構造はないようです。
さまざまな人がさまざまなやり方でガラポンを作っています。
今回は他の人が作っている構造を参考に自分なりのアレンジを加えて作ってみました。シーズン1と題した初めてのガラポンは直径1cmくらいの球専用で作りました。
材料はおもに木材、一部プラスチックの板やチューブなどです。シーズン2ではカプセルが入れられるガラポンを作っています。

どのように構造を考えたか?

ただ作りたいだけの人には必要ないかもしれませんが、似たような機構を作りたい人はご参考に。
興味ない方は読み飛ばして下の作り方へ進んでください。

ガラポンの本体には球を出す穴が必要です。
問題はどのように1回転で球を1つ出すかです。
そのまま穴があいていると穴が下を向いている時に球がそのまま出てしまうのでもちろんダメ。
一回転で球を一個出すには、次のようなステップが必要です。
1.球をひとつ選ぶ
2.選んだ球を保持(キープ)する
3.選んだ球のみが通れる経路を作って球を排出する。

このようなステップを踏めば球がひとつ出せるはず。
そうして僕が考え出した構造が今回のガラポンです。ほかの構造のガラポンもこの考え方で作れるはずです。調べた中にはガラポン内部で球が空中を飛ぶような構造もありました。

ガラポンの作り方

ではここから作り方の説明です。
わかりやすくするため各部の呼び方を決めます。

八角形の2枚の板=側板
側板の間の板=柱板
内部の球を選ぶ構造全体=抽選部
抽選部の球を保持する場所=ポケット
とします。呼び方は正式なものではありません。あくまで当ブログでの呼び方です。

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まずは本体を作ります。
側板は今回は八角形で作っています。六角形などでももちろんOK。
柱板は8枚のうち、2枚を加工します。
1枚は抽選部からの球を出す穴、もう1枚は外から球を入れるための穴をあけておきます。

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こちらが球が出る方の柱板です。金属の部品は配管用の部品です。ネットで100円くらいのものを買いました。穴を開けた柱板にこれを取り付けると見た目もいい感じになります。

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こちらが球を入れるように穴を開けた柱板です。蝶番をつけてとびらにしました。穴は手が入るくらい大きいとあとの作業が簡単です。
柱板の加工ができたら側板と組み合わせていきますが、まだ完全にはフタはしません。フタをしてしまうと抽選部が作りづらいので、側板1枚はまだ固定せずにおきます。

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図のような半開きの本体ができたら抽選部を作っていきます。
今回は木片を加工して球を1つだけ保持するポケットを作りました。

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青い球があるところがポケットです。
本体が画像に向かって時計回りに回転するようにします。すると球はポケットの左からくることになります。
左から来た球は手前の木片がガイドになってポケットに導かれます。ポケットは球がちょうどひとつだけ入る大きさにしておきます。
抽選部が下に来た時に球をひとつ抽選しポケットに保持します。本体がさらに回転すると抽選された球以外はポケットを通り過ぎていきます。
これで球を抽選し、保持する仕組みができました。あとは保持した球を外に出すだけです。
そのために今回はポケットの上部にチューブをつなげました。

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ポケットやガイドの形状が変わっていますが、仕組みは同じです。
球の詰まりやポケットの球の移動などを考えて何度か作り直しています。
このような向きでチューブをつけることで抽選部が上に来た時にのみポケットから球が1つ出るようになっています。チューブ長いのは球が出てくる位置の調整のためです。構造的にポケットから球が出るのは抽選部が上部に来たときなので球の排出口が近いと本体の上のほうから球が出ることになってしまいます。それを避けるため、チューブを伸ばして排出口の位置を調整しています。

以上が今回作成したガラポンの仕組みです。
文章だけの説明だと伝わりづらい部分もあると思うので動画にもしました。

まとめ

今回はガラポンの作り方を紹介しました。
次回はカプセルが使えるガラポンを作ったシーズン2の紹介をします!

DIY/木工

Posted by りば