クライミングホールドって何で出来てるの?自作するには何を使うべき?

2019年3月4日

引き続きクライミングホールド自作に挑戦中です。
この記事ではホールドの素材について書いていきます。

ホールドの素材は?

現在よく使われているクライミングホールドの素材は大きく分けて2種類。
ポリエステル樹脂とポリウレタン樹脂です。
どちらも合成繊維としてさまざまな製品に使われているので耳にしたこともある方も多いでしょう。
名前も似ているポリエステルとポリウレタンですが、それぞれ特性が違います。

ポリエステルホールドの特徴

  • ポリウレタンに比べ安価
  • 欠け、ワレに弱い
  • 剛性が高い

ポリウレタンはその反対で、

  • ポリエステルより高価
  • 欠け、ワレに強い
  • 少したわみやすい

という特性があります。

ホールドメーカーはどちらを使っているか?

海外や日本には様々なホールドメーカーがありますが、それぞれのメーカーはどちらの素材を採用しているのでしょうか?
いろいろなサイトを見てみたんですが、具体的に教えてくれるところはほぼありませんでした。
きっと、ホールドメーカーにとっては企業秘密なのでしょうね。。。

唯一ネットで見つけられた情報はポリウレタンを素材にしている日本のメーカーでした。
そこの情報によると、

従来性の樹脂と比較した場合、ポリウレタン樹脂はワレ・カケにくいという点において優位性があり、海外ホールドメーカーを中心に採用が広まってきています。

とのこと。
また、ホールドの強度には樹脂の密度も関係していて、高密度のほうが丈夫で安全とのこと。
このメーカーは高価な高密度のポリウレタンを使って良いものを作っている、ということのようですね。

じゃあポリエステルは弱くてダメかというとそんなことありません。
実際にポリエステルでホールドを作ってみましたが、十分な強度はありそうです。

自作ホールドではどちらを選べばよいか?

ではホールドを自作する場合はどちらを選べばよいでしょうか?
これはポリエステルが良いですね。
安くて手に入りやすく、失敗してもそれほど痛手になりません。
自作は最初は失敗するのでまずは安いポリエステルからスタートするのが絶対オススメです。
僕もポリエステルから始めています。

ポリエステルはどこで買えばよいか?

自作する場合、ポリエステルはどこで買えばいいのでしょうか?
なかなか普段みないものですが、普通にAmazonや楽天で売っています。
すでにアカウントを持っていれば他の買い物と同じ感覚で買えちゃいますね。
こんな感じでいくつか種類もあります。

1kgなどを買うならAmazonや楽天で十分ですが、大量に買うならばネットの専門店が良さそうです。
僕は上の樹脂を今は使っていますが、いずれはこちらの専門店で購入してみるつもりです。
FRP素材屋さん↓

http://www.frpsozai.com/14.html

樹脂を購入する時の注意点

実際に樹脂をサイトで探してみると種類が多すぎてよくわかりません。
僕もよくわからずいろいろ調べたのでメモ代わりに書いておきます。

インパラフィンとノンパラフィン

ホールド作りではインパラフィンのものを選んでください。
樹脂には硬化剤を混ぜて硬化させるのですが、ノンパラフィン(パラフィンなし)だと空気に触れている部分が乾燥しません。
硬化したあともベタっとした感じが残ってしまいます。
ホールドの表面がベタベタしててはまったくダメなので空気に触れている部分もサラサラにしなくてはなりません。
そこで必要になるのがパラフィンです。これを混ぜることで空気に触れている部分もしっかりサラサラになります。
ホールド作りにはインパラフィンが正解です。

硬化剤はセットのものか、同じメーカーのものを使う

樹脂を固めるのに混ぜる薬品が硬化剤です。
硬化剤も種類があって迷ってしまうので、セットのものが良いです。
主剤との相性もあるそうで、セットでないものを買う場合も、主剤と硬化剤のメーカーは同じところが良いでしょう。
最初に買うならば主剤+硬化剤セットのもの、で決まりですね。

FRPってなに?

樹脂の販売ページを見ているとFRPという言葉をよく見かけます。
これは樹脂にガラス繊維などを混ぜ込んで強度が上がった「繊維強化プラスチック」のことです。
強度を上げる目的で混ぜ込まれているのでホールド作りに最適です。

ということで以上の注意点から、樹脂は

  • FRPポリエステル
  • インパラフィン
  • 硬化剤セット

のものが良いですね。
上のAmazonのやつは上の条件を満たしているので最初に買うものとしてはなかなか良いのではないでしょうか。

まとめ:樹脂の世界は広い

樹脂について調べてみましたが、調べれば調べるほどいろんな情報が出てきます。
樹脂の種類も数え切れないほどありますし、添加物や工法なども含めたら気が遠くなりそうなほどバリエーションがあります。
まずはホールドにはFRPポリエステル!ということで引き続きホールド作りやっていきます。