クライミングホールドを自作したい!フリクションを作れるホールド造形の材料は?

2019年3月4日

自宅にプライベートウォールがあればトレーニングし放題。
クライマーならば一度は考えたことがある夢でしょう。
ですが、プライベートウォールで大きな問題の1つなのがホールド自体がとても高価なことです。
日本でもホールドメーカーが増えてきて入手しやすくなってきていますが、まだまだ高い。
両手で持てるような大きなガバホールドは安くても数千円してしまいます。

なら自分で作っちゃおう!ということで自作ホールド作りにチャレンジしてみようと思います。
今回は樹脂(レジン)を使った本格的なホールド作りにチャレンジしてみます。木製のホールドも楽しそうだけどそれはまた別の機会に。
この記事ではまったくの初心者が試行錯誤してホールドを作っていく情報をまとめていきます!

ホールドの材料は?

ボルダリングホールドって何で出来ているか知っていますか?
実はメーカー製のホールドのほんとどが樹脂でできています。プラスチックの原料になるやつですね。

樹脂をホールドの形にするには、シリコンなどで作る型に流し込めばよいのです。
まずは樹脂を流し込めるシリコン型を作る!これが最初のステップになります。

シリコン型の作り方

さっそく樹脂を流し込めるシリコン型を作りましょう!
シリコン型は樹脂を流し込めるよう、ホールドの形に凹んでいる必要があります。
このシリコン型を作るためには、目的のホールドの形を粘土などで作り、そこにシリコンをかけて固める、という工程が必要になります。

ちょっとややこしくなってきたのでまとめます。
ホールド作りのおおまかな流れは

  • 作りたいホールドの形を粘土などで作る(雄型をつくる)
  • 雄型にシリコンをかけてシリコンを固める
  • シリコン型(雌型)に樹脂を流し込んで樹脂を固める

となります。
それぞれの工程を見ていきましょう!

ホールド造形の材料は何がよいのか?

まずはホールド造形です。
1番簡単な方法は粘土を使うことです。
粘土をこねこねして作りたいホールドの形を作ればOKです。
ただ、粘土を使うと出来上がりのホールドの表面がつるつるになりがち。
粘土だとざらざら感(フリクション)を出すのが難しく、うまくできないようです。

粘土がダメなら他の材料はどうでしょうか。
調べるといくつや材料が出てきて

  • フローラルフォーム(花を差す緑のスポンジ)
    →表面をざらざらにはできるが、シリコンが食い付いてキレイにとれないのでダメ
  • スタイロフォーム
  • ミラフォーム

などが出てきました。
フローラルフォームの情報はこちらのブログを参考にさせていただきました。そのままだとシリコンが食いついてしまい、苦戦されたようです。

http://blog.boxhouse120.com/2013/01/make-my-climbing-holds-1.html

スタイロフォームとミラフォームは高密度な発泡スチロールのようなもので、断熱材として使われる材料です。密度の違いなどでいくつか種類があるようです。
これが加工が簡単で、シリコンの食い付きも少なくフリクション加工もやりやすいとのこと。
まずはスタイロフォーム、ミラフォームでやってみようと思います。

さらにシリコンの食い付きを減らす方法として、

  • 粘度の高いシリコンを使う
  • 造形したモノにアクリルジェッソ(アクリル絵の具用の下地剤)を塗る

という情報も見つかりました。こちらは詳しい情報は見つからなかったので試してみるしかありません。
また、シリコンも種類が多いのでこれもやりながら慣れていくしかありません。

ホールド造形をやってみる

スタイロフォームなどの断熱材は東急ハンズやホームセンターで購入できます。
今回は小さめのものを東急ハンズでそろえてみました。
Amazonでもありました。大きなサイズはネットで買うのも便利かもしれません。

 

こちらが実際に購入してきた商品たち。

手前の青いのがスタイロフォーム、右の丸いのがカネライトフォーム、白いのがおなじみの発泡スチロールです。
東急ハンズにはミラフォームはなかったんですが代わりにカネライトフォームというのがあったので買ってみました。
発泡スチロールで作れるという情報はなかったのですが、今回は比較のために購入。
レンガブロックと同じ大きさでスタイロフォームは約300円、発泡スチロールは約100円。カネライトフォームは変な形しかなかったのですが、これで約100円。
うしろに写っているのはシリコン型製作に使うシリコンと型枠ブロックです。こちらはのちほど登場する予定。

さあ、この中からどの材料が1番うまくできるか試していきます。
発泡スチロールでできれば安いし扱いやすいし1番なんですけどね。

続きます!