指皮を長持ちさせる登り方のヒント5つ

2019年3月3日

クライマーの生命線ともいえる指皮。
短期に集中してクライミングをすると指皮の回復が間に合わず、手がぼろぼろになっていきます。クライミングの頻度を上げたいクライマーにとっては悩ましい問題です。

クライミングのメーカーも指皮回復用のクリームやグッズを出してくれていますが、そもそも指皮を痛めないようなクライミングはできないのでしょうか?
今回の記事では指皮を痛めないクライミング方法について考えます。

指皮を痛めない登り方は?

まずなぜ指皮は痛むのでしょうか?
それはもちろん、ホールドの表面と手の間の摩擦で指皮が削られるからです。
ということは摩擦力を減らす、または削られる機会を減らせばよいのです。

ただ、摩擦力を減らすのは現実的ではありません。摩擦力を減らすということはそのまま滑ることを意味するので、ホールドが滑ってしまってはクライミングになりません。

残る手段はひとつ、クライミングのムーブを工夫して削られる機会を減らすしかありません。
では具体的にはどんなことを工夫すればよいのでしょうか。

キャンパシング(足ぶら)しない

まずはこれです。キャンパシングをしない。
足をホールドにつけず腕の力だけで登るキャンパはカッコいい憧れのムーブですよね。ですがキャンパは手だけでぶら下がるのでどうしても体が振られます。体が振られればホールドを持っている部分が激しく削れます。なるべくキャンパせずに登れるのが指皮に優しいムーブと言えると思います。

ランジ、ダイノの課題を打ち込みすぎない

ランジやダブルダイノも飛んだり体振られたりと、初心者の方からみると非常にカッコいいです。ですが、キャンパと同じように体が振られるムーブなので指皮への負担はめちゃめちゃ大きいことを自覚しましょう。派手なムーブをやりたい気持ちはわかりますが、指皮のことを考えるとむやみにランジ・ダイノ課題に取り組むのは賢明とは言えないでしょう。

同じ課題を打ち込みすぎない

同じ課題は当然ですが同じホールドを使います。核心でスローパーを取って落ちるならそのスローパーに何度も指皮を削られることになります。もう少しで落とせそうな課題は悔しくて何度もトライしてしまう気持ちはわかります。わかりますが、指皮が限界ならその課題を次回にまわす勇気を持ちましょう。指皮がごっそり削れてガバすら持てなくなったらそれこそ元も子もありません。

スタティックなムーブを意識する

キャンパやランジのように明らかに体が振られるムーブが指皮に負担が大きいのは当たり前ですが、通常のムーブでもスタティック(静的)なムーブを意識することでだいぶ指皮の負担は変わってくるのではないでしょうか。スタティックなムーブを練習することで無駄な力を使わなくて済むので長い時間登れるようにもなりますね。

あらかじめテーピングしておく

ここまで指皮を痛めないムーブを考えてきました。ですが、もちろん物理的に保護するのも有効です。
あらかじめ弱っている指皮を保護するためテーピングを巻きましょう。テーピングをしている部分のフリクションは悪くなりますが、指皮が壊れてしまうよりはマシなはずです。

指皮を長持ちさせてクライミングの頻度を上げる

こう考えると1回のクライミングで指皮を限界まで消費してしばらく休むより、指皮を痛めない程度に軽く登るクライミングを複数回やるほうがクライミング上達への近道だったりするのかも・・・?

指皮を長持ちさせて継続的に登れるようになるためのヒント5つ、でした。

雑学

Posted by りば