ロープクライミング初体験!リードクライミングはボルダリングとは違う難しさ&楽しさ

2018年1月26日

先日トップロープ&リードクライミングを初体験してきました。
ボルダリング歴は6年でグレードは2級くらいの僕ですが、ロープクライミングは初体験でした。ロープクライミングに興味あるけどどんな感じなの?という人のために情報まとめ&感想です。

J-Wallさんでロープクライミング初体験

今回ロープクライミングをさせていただいたのがこちら。
神奈川県藤沢市にあるJ-Wall(ジェー・ウォール)さんです。高さ10m級の壁などリード5面、トップロープ1面、ボルダー5面と、ロープクライミングもボルダリングもしっかり楽しめるジムです。公式HPはこちら。
http://www.j-wall.net/
入口はいってすぐの大きく張り出したリード壁が圧巻ですね。J-Wallさんのウリでもあるようです。


一番左の壁です。リードでこのルーフは関東有数、だとか。

では初めてのロープクライミング体験はどんな感じだったのか、順番に見ていきます。

着替え&ハーネス装着

いつものボルダリングジムへ行くのと同様、受付を済ませたら着替えです。J-Wallさんは更衣室が少し狭めです。貴重品はロッカーがないので自己管理!また、室内は倉庫をジムに改装したような感じなので冬場だとかなり寒いです。ヒーターは稼動していますが、上着は必須ですね。僕は上着を持っていなかったので登るとき以外はずっとヒーターの前にいました。

で、着替え終わるとボルダリングジムにはない準備が1つあります。ハーネスを装着します。こんなやつです。

これをレンタルで借りて装着しました。ハーネスはロープ1本で体を支えるためにロープを固定する用具です。両足の太ももと腰まわりにベルトがきて腰の前にロープを固定することで安定してロープにぶらさがれるようになります。これを着けるとクライマーって感じがしてかっこいいですね!

トップロープでウォーミングアップ

ハーネスを着けたらまずはトップロープクライミングの講習。
トップロープは壁の一番上に支点があって、そこからロープを引っ張ってきて自分に固定します。そして支点の反対側のロープをビレイヤーの人に固定します。こうすることで万が一登っている時に壁から落ちても、ビレイヤーの方がロープを引っ張ってくれれば地面に落ちなくて済みます。
ロープはクライマー、ビレイヤーともにロックができるカラビナ1つと通常のカラビナ1つの合わせて2つでがっちり固定します。間違ってもロープが外れないよう、お互いによく確認します。

あとはクライマーが登るだけです。ただし、ロープクライミングはクライマーとビレイヤーがしっかり意思疎通していないと危険なのでいくつか声かけの方式があります。クライマーがかける声としては

  • 登ります!
    →ロープをゆるめて登れるようにしてください
  • テンションお願いします!
    →ゴールに着いたので降りる、または途中で力尽きて降りるのでロープを張ってもらう

があります。
ゴールに着いてロープをテンションしてもらったら今度は下降です。ロープをテンションしてもらえばホールドから手を離しても大丈夫になります。これで腰の前のロープで吊られている感じになります。そのままゆっくりロープを下ろしてもらえばOK。そのままだと体が壁にぶつかりますので足で蹴りながら降りましょう。いわゆる懸垂下降ってやつですね。
動画だとこんな感じになります。

僕もこの子のように初めて上から降りるときは怖くてなかなか手が離せませんでした。慣れてくれば降りるのも簡単です。
ちなみにビレイヤーはジムのスタッフさんがやってくれますが初めての場合は慣れてる方といったほうがよいでしょう。

ということでトップロープは簡単な課題をいくつか登って終了。J-Wallさんではトップロープの課題で初級者課題(5.10a?)を登れるとリードクライミングに挑戦してもよい、という許可が出ます。5.10aというのはルートクライミングのグレードですが、ボルダリングでいえば4~5級くらいですね。ほとんどがガバで、たまに少し悪いホールドがある程度でした。ボルダリングジムで4級で遊べるくらいなら難なく登れると思います。

トップロープの次はいよいよリードクライミングです。

リードクライミングに挑戦!

リードクライミングではクライマー、ビレイヤーともにロープの固定方法がかわります。クライマー側はロープを8の字に縛ってそれを使って体に固定します。この辺は現地でしっかり教えてもらえると思います。動画ではこの動画がわかりやすかったです。

ビレイヤー側はクライマーに合わせてロープを大きく出したりしなければならないので、特殊な金具を使います。ビレイ器と呼ばれるものです。カラビナと組み合わせてロープ出し、テンション、をすばやくできるものになっています。

ビレイヤーはクライマーの命を預かる大切な役割ですので、講習をしっかり受ける必要があります。
僕は同行したリードクライマーの方にやってもらいました。

さて、上から吊られていたトップロープと違ってリードクライミングでは支点は自分で作りながら登らなければなりません。壁にはあらかじめ支点となるクイックドロー(ヌンチャク)というものが掛けられています。このクイックドローに自分のロープを掛けながら登ります。(外岩でリードをやる場合はクイックドロー自体も自分で着けなくてはなりません)

ロープの掛け方は絶対に間違えてはならない向きがあります。
これも現地でしっかり教えてもらったほうがよいでしょう。動画ではこちらがわかりやすかったです。この動画のように自分にロープを着けた状態で何度も練習したほうがよいです。これを間違えると落下の時にロープが外れてしまうので絶対に間違えてはいけません。

しっかり練習したらさっそく登りましょう!声掛けはトップロープの時と同じです。登るときは「登ります!」完登した時、落ちるときは「テンションおねがいします!」です。

やってみると登りながら自分のロープを支点に掛ける作業(クリップ)がとにかく難しい。クリップは片手で行うので、当然もう片方の手で体を支えなければなりません。垂直に近い壁ならなんも問題もないのですが、被っている壁でクリップするのは大変でした。しかも高いところに行けば行くほどロープが重くなるので、クイックドローまで引き上げるのも大変になります。そして終盤はもれなく腕がヨレてきます。ゴール点のクリップを何度もスカした時はホントに辛かったです。しかもリードクライミングは支点が自分より下にあることもあるので落ちた時はけっこうな距離落ちます。無理しないことも重要かな、と思いました。

そしてJ-Wallさんの目玉であるリードのルーフ壁を完登した写真がこちらです。グレードは5.11aとボルダリングでは3級~4級くらいの課題でした。ホールドはすべてガバでボルダリングで言えば6級の課題を縦に4つくらい繋げた感じでしたが、終盤はホントに辛かった。。。

ロープクライミングをやってみて

とにかくめちゃめちゃ楽しかったです。上の写真を見ると高所で怖そうに見えるんですが、そんなこと考える余裕ないほどがむしゃらに登れました。
トップロープはちょっと高いだけのボルダリングって感じだったんですが、リードクライミングは全く別モノでした。クリップの難しさ、高さに加えて落ちる恐怖との戦いで、ボルダリングにはない緊張感がありました。
また、トップロープとは違ってリードは自分で掛けながら登るので「自分で登って行ってる感」が強く、達成感も大きかったように思います。
安全のために注意や講習が必要なロープクライミングですが、なにより楽しい!です。
いつもはボルダリングだけ、というボルダラーもぜひ一度体験してみてほしいと思います。

というわけでロープクライミング体験記でした!

雑記

Posted by りば